Raxcel

取扱説明書

Raxcel は、大きな CSV ファイルをブラウザで直接開き、絞り込み・並び替え・抽出ができるツールです。 ファイルの中身はお使いの PC の中だけで処理され、クラウドへ送信されません。 Excel で開くと時間がかかる大きな CSV でも、必要な行や列を画面上で確認できます。 業務データを静かに扱うための、ローカル処理の閲覧・加工用アプリです。

基本操作

1CSVファイルを開く

CSV ファイルをドラッグ&ドロップ、またはクリックで選んで開きます。 最初にデータを読み込むときに使います。

操作手順

  1. 起動直後の画面で、左側のドロップゾーンを確認します。

    ファイル未選択の初期画面。左側にCSVファイルのドロップゾーンが表示されている状態
    初期画面では、左側にファイルを置く領域が表示されています。
  2. CSV ファイルをドロップゾーンへドラッグ&ドロップします。

  3. 表が表示され、下部に行数と列数が表示されれば完了です。

    orders_demo.csvを読み込んだ後の一覧画面。表とステータスバーが表示されている状態
    読み込み後は、表とステータスバーで現在の表示行数・列数を確認できます。
ヒント複数の CSV ファイルを同時にドロップすると、ファイルごとにタブが作られます。

2ファイルの切り替え・閉じる

複数の CSV をタブで切り替えます。 受注データと顧客マスタなど、複数のファイルを見比べるときに使います。

操作手順

  1. 2 つ目の CSV ファイルをドロップゾーンへドラッグ&ドロップします。

    2つのファイルがタブに並び、右下に読み込み完了通知と表示するボタンが出ている状態
    2 つ目以降のファイルは背面で読み込まれ、完了すると「読み込みました」の通知が出ます。
  2. 通知の 表示する をクリックします。

  3. 上部のタブが 2 つ並び、選んだファイルの表が表示されれば完了です。

  4. 閉じるファイルのタブにある × をクリックします。

3行を選択する

レコード番号のセルから、1 行または複数行を選択します。 選択行だけを複製または書き出す前に使います。

操作手順

  1. 表の左端にある # のセルをクリックします。

    1行を選択し、下部に選択バーが表示されている状態
    1 行を選択すると、下部に選択バーが表示されます。
  2. Shift キーを押しながら別の # セルをクリックします。

    Shiftクリックで範囲選択し、下部に6行を選択中と表示されている状態
    範囲選択後は、選択バーに「6 行を選択中」と表示されます。
  3. Cmd キーまたは Ctrl キーを押しながら # セルをクリックします。

  4. 検索欄に 東京 と入力します。

    東京で絞り込んだ後も6行の選択が維持され、表示298/1,500行と表示されている状態
    絞り込み後も 6 行の選択が維持され、下部に「表示 298 / 1,500 行」と表示されています。
注意# 以外のセルをクリックすると、行選択ではなくカード表示に切り替わります。行を選ぶときは左端の番号セルをクリックします。

4文字コード・区切り文字の自動判定

UTF-8 と Shift_JIS の CSV を自動判定して開きます。 取引先や社内システムから出力された CSV をそのまま確認するときに使います。

操作手順

  1. orders_sjis_demo.csv をドロップゾーンへドラッグ&ドロップします。

  2. ステータスバーに 文字コード Shift_JIS と表示されれば完了です。

    orders_sjis_demo.csvを読み込み、ステータスバーに文字コードShift_JISと表示されている状態
    Shift_JIS の CSV では、下部のステータスバーに「文字コード Shift_JIS」と表示されます。
ヒントUTF-8、BOM 付き UTF-8、Shift_JIS はファイルを開くときに自動判定されます。
表示・閲覧

1一覧・カード表示の切り替え

表の行をカード形式で表示します。 1 レコードの各項目を縦に確認するときに使います。

操作手順

  1. 確認する行の # 以外のセルをクリックします。

    レコード#2をカード表示し、左右の移動ボタンが表示されている状態
    カード表示では、レコード #2 の各列が縦に並びます。
  2. カード内の または をクリックします。

  3. キーまたは キーを押すと、前後のレコードへ移動します。

2列の表示・順序・幅を変える

表示する列、列の順序、列幅を変更します。 列数が多い CSV から見る列を絞るときに使います。

操作手順

  1. ツールバーの をクリックします。

    列の表示と並び替えダイアログで10/10列を表示し、ドラッグで並び替えできる状態
    ダイアログでは「10/10 列を表示」と表示され、列はドラッグで並び替えられます。
  2. 単価 のチェックを外します。

    単価列を非表示にし、列ボタンに9のバッジ、ステータスバーに列数9/10が表示されている状態
    「単価」を非表示にすると、列ボタンに 9 のバッジが付き、下部に「列数 9/10」と表示されます。
  3. 列見出しの右端をドラッグして、列幅を変更します。

  4. Esc キーを押すと、開いているダイアログを閉じます。

3表示密度を切り替える

行の高さを標準と高密度で切り替えます。 一画面に表示する行数を増やすときに使います。

操作手順

  1. ツールバー右側の 高密度アイコンをクリックします。

    高密度表示に切り替え、標準より多くの行が表に表示されている状態
    高密度表示では、行の高さが小さくなり、同じ画面内に表示される行数が増えます。

4全画面表示にする

ブラウザの表示を全画面に切り替えます。 画面内に表を広く表示するときに使います。

操作手順

  1. 画面右上の 全画面アイコンをクリックします。

  2. もう一度同じ全画面ボタンをクリックするか、Esc キーを押すと元の表示に戻ります。

5ファイル一覧の表示を切り替える

左側のファイル一覧を閉じて、表の横幅を広げます。 列数が多い CSV を横方向に広く見るときに使います。

操作手順

  1. ツールバー左端の ファイル一覧アイコンをクリックします。

    ファイル一覧を閉じ、表が左端まで広がっている状態
    ファイル一覧を閉じると、表が画面の左側まで広がります。

6テーマを切り替える

ライトテーマとダークテーマを切り替えます。 周囲の明るさや作業環境に合わせて画面の明るさを変えるときに使います。

操作手順

  1. 画面右上の テーマアイコンをクリックします。

    ダークテーマに切り替わり、背景が暗く表が表示されている状態
    ダークテーマでは、画面背景と表の配色が暗い表示に切り替わります。
絞り込み・並び替え

2列見出しをクリックして並び替える

列見出しをクリックして、その列の値で並び替えます。 金額や日付の順で表を確認するときに使います。

操作手順

  1. 金額 の列見出しをクリックします。

    金額列を昇順に並び替え、並び替えボタンに1のバッジが表示されている状態
    金額で昇順に並び替えると、並び替えボタンに 1 のバッジが表示されます。
  2. Shift キーを押しながら 受注日 の列見出しをクリックします。

    金額に加えて受注日を第2キーに追加し、並び替えボタンに2のバッジが表示されている状態
    受注日を第 2 キーに追加すると、並び替えボタンのバッジが 2 になります。

3条件を組み合わせて絞り込む(フィルタ)

列、条件、値を指定して行を絞り込みます。 支店名と金額など、複数の条件で抽出するときに使います。

操作手順

  1. ツールバーの フィルタ をクリックします。

    担当支店含む東京、金額が100000以上の2条件をANDで設定したフィルタダイアログ
    ダイアログには「担当支店 含む 東京」と「金額 ≥ 100000」の 2 条件が表示されています。
  2. 条件を追加 をクリックします。

  3. 上部で すべて満たす(AND) または いずれか(OR) を選びます。

  4. 適用 をクリックします。

    フィルタ適用後、表示222/1,500行になり、フィルタボタンに2のバッジが表示されている状態
    適用後は、下部に「表示 222 / 1,500 行」と表示され、フィルタボタンに 2 のバッジが付きます。
  5. すべてクリア をクリックすると、ダイアログ内の条件が空になります。

4複数の列で並び替える(並び替えダイアログ)

並び替え条件をダイアログで指定します。 複数の列を組み合わせ、優先順位を見ながら並び替えるときに使います。

操作手順

  1. ツールバーの 並び替え をクリックします。

    並び替えダイアログで昇順、降順、宣言順を選べ、最大5項目をドラッグで優先順位変更できる状態
    並び替えダイアログでは、昇順・降順・宣言順を選び、最大 5 項目をドラッグで並べ替えられます。
  2. 条件を追加 をクリックして、2 つ目以降の列を追加します。

  3. 条件の左側をドラッグして、優先順位を変更します。

データ加工

1列見出しを長押しして集計する

列見出しを長押しして、列の件数や合計を確認します。 数値列の概要を画面上で確認するときに使います。

操作手順

  1. 金額 の列見出しを長押しします。

    金額の集計ダイアログで型数値、件数1,500、入力あり1,500、空0、ユニーク1,286などが表示されている状態
    金額の集計では、型「数値」、件数 1,500、入力あり 1,500、空 0、ユニーク 1,286、合計 764,472,200、平均 509,648.1、中央 372,400、最大 1,964,900、最小 500 が表示されます。

2値の並び順を編集する(宣言順)

値に業務上の順序を付け、並び替えに使います。 優先度や等級など、文字コード順ではなく決まった序列で並べるときに使います。

操作手順

  1. 優先度 のように値の種類が少ない列の見出しを長押しします。

  2. 集計ダイアログの 並び順を編集 をクリックします。

    優先度の並び順エディタで値をドラッグ入替でき、初出現順に戻すボタンが表示されている状態
    「優先度の並び順(宣言順)」エディタでは、値をドラッグで入れ替え、「初出現順に戻す」で元の順序に戻せます。
  3. 値をドラッグして、 の順に並べます。

ヒント保存した宣言順は、並び替えダイアログの 宣言順 で使えます。

3選択した行だけを複製する

選択している行だけを新しいタブに複製します。 少数の行だけを別表として確認するときに使います。

操作手順

  1. 3 行を選択します。

    3行を選択し、下部の選択バーに複製ボタンが表示されている状態
    選択バーには、選択行を対象にした「複製」ボタンが表示されます。
  2. 選択バーの 複製 をクリックします。

    複製: orders_demoタブに選択した3行だけの表が表示されている状態
    「複製: orders_demo」タブには、選択した 3 行だけが表示されます。
ヒント複製元で設定した列の表示状態は、選択行の複製先にも引き継がれます。

4テーブルを複製する

現在の表を新しいタブとして複製します。 絞り込んだ結果を固定し、その中で別の条件を試すときに使います。

操作手順

  1. タブバーの 複製 をクリックします。

    テーブルを複製ダイアログで複製元サマリとスナップショット、ライブの出力ビューが表示されている状態
    ダイアログには複製元のサマリと、出力ビュー「スナップショット」「ライブ」が表示されます。
  2. スナップショット(複製時点で固定) または ライブ(元の変更を反映) を選びます。

  3. ダイアログ内の 複製 をクリックします。

ヒント一度絞り込んだ表を複製し、複製先で別の条件を追加すると、二段階抽出として使えます。

52つのファイルを結合する

2 つの CSV を共通のキー列で結合します。 受注データに顧客マスタの情報を加えるときに使います。

操作手順

  1. ファイルを 2 つ以上開いた状態で、タブバーの ファイル結合 をクリックします。

    ファイル結合ダイアログでテーブルA/B、キー顧客ID、結合方式、キー重複時のfan-out警告が表示されている状態
    テーブル A と B、キー「顧客ID」、結合方式、キー重複時の警告を確認できます。
  2. テーブル A、テーブル B、キー列 顧客ID、結合方式を選びます。

  3. 実行 をクリックします。

    結合: orders_demo × customers_demoタブに顧客名や地域が追加され、列数14/14と表示されている状態
    「結合: orders_demo × customers_demo」タブには顧客名・地域などが追加され、下部に「列数 14/14」と表示されます。
注意キー列に同じ値が複数ある場合、一致した組み合わせの数だけ行が増えます。実行前にダイアログの警告を確認します。
エクスポート・その他

1ファイルへ書き出す(エクスポート)

現在の表を CSV または Excel 形式で書き出します。 絞り込みや列設定の結果をファイルとして保存するときに使います。

操作手順

  1. ツールバーの エクスポート をクリックします。

    エクスポートダイアログで対象1,500行10列、CSV/Excel、UTF-8 BOMなし/あり、ファイル分割、出力列、出力名orders_demo_20260717.csvが表示されている状態
    対象は 1,500 行・10 列で、CSV/Excel、UTF-8 BOM なし/あり、ファイル分割、出力列、出力名「orders_demo_20260717.csv」を確認できます。
  2. 形式で CSV または Excel を選びます。

  3. 文字コードで UTF-8 BOMなし または UTF-8 BOMあり を選びます。

  4. 出力する列のチェックと項目名を確認します。

  5. エクスポート をクリックします。

2選択した行だけを書き出す

選択中の行だけをファイルへ書き出します。 手で選んだ行だけを別ファイルにするときに使います。

操作手順

  1. 5 行を選択します。

  2. 選択バーの エクスポート をクリックします。

    選択バーから開いたエクスポートダイアログで対象が選択した5行10列、フィルタが選択行のみと表示されている状態
    対象には「選択した 5 行・10 列」、フィルタには「選択行のみ(絞り込みは無視)」と表示されます。
  3. エクスポート をクリックします。

3設定を保存して再利用する(レシピ)

フィルタ、並び替え、列、エクスポート、行の高さ、宣言順を保存します。 同じ表示設定や出力設定を次回も使うときに使います。

操作手順

  1. タブバーの 再利用 をクリックします。

  2. 設定名に 東京の受注だけ表示 と入力します。

    設定の保存ダイアログで東京の受注だけ表示と入力し保存ボタンが表示されている状態
    設定名には「東京の受注だけ表示」と入力されています。
  3. 保存 をクリックします。

    保存済み一覧に東京の受注だけ表示 rev.1が表示され、反映ボタンがある状態
    保存済み一覧には rev.1 と 反映 ボタンが表示されます。
  4. 反映 をクリックすると、保存した設定が現在の表へ反映されます。

4アプリとしてインストールする(PWA)

ブラウザのインストール機能で、Raxcel をアプリとして起動できる形にします。 ブラウザのタブではなく、独立したアプリ画面で使うときに設定します。

操作手順

  1. ブラウザのアドレスバー付近にあるインストールボタンをクリックします。

  2. 確認画面で インストール をクリックします。

  3. 2 回目以降は、インストールした Raxcel を起動します。

ヒントインストール後はオフラインでも起動・利用できます。読み込んだデータは端末内で処理され、外部へ送信されません。